【電気料金を抑えよう】電力会社を比較するときのコツを伝授

ゴミを電気に変える

Biofuel

小さな敷地にも設置可能

産業活動を行っていると、業種によっては大量の有機ゴミが発生します。その代表格と言えるのが農林業で、雑草・藁束・家畜の糞尿・木くずなどが定期的に排出されます。また、その他の産業においても、たとえば飲食店や食品工場などでは毎日のようにロスが発生します。こうしたゴミは、上手に活用すれば有力な資源となります。それを実現するのが、バイオガス発電です。バイオガス発電は、有機物から発生するガスを使った一種の火力発電です。といっても大規模なプラントは必要なく、発電設備は工場の敷地内や牧場の一角などに設置できます。バイオガス発電は、貯蔵・発酵・燃焼という3つのプロセスをたどります。貯蔵した有機ゴミを発酵槽に移して破砕・攪拌すると、やがて微生物の力によって可燃性のガスが作り出されます。これがバイオガスです。このバイオガスを燃やし、蒸気を発生させて発電タービンを回すことにより、電力を得ます。バイオガス発電によって生まれた電力は、工場や農場で自家使用できるほか、余剰分を売電することも可能です。ゴミの減量・電力供給・現金収入という3つのメリットを同時に実現できる、非常に先進的なシステムです。また、バイオガスはいわゆる再生可能エネルギーの1つに数えられています。というのも、バイオガス発電の燃料となる木材や植物などは生体であった間は大気中の二酸化炭素を吸収しているため、発電によって発生する二酸化炭素が相殺されるからです。この考え方をカーボンニュートラルといい、環境保護に役立つエネルギーシステムとして認定されています。